私が当地に学習塾を開校したのは平成6年の春です。それから四半世紀が過ぎました。その間、様々な学習環境の変化を見てきました。少子化は塾においては一斉授業から個別スタイルへ、また、近年のインターネットの発展は学習スタイルの多様化を促進し、今後も変化していくと思います。しかしながら、いくら環境が変わっても各学年において生徒一人一人の心と向き合いたい。私の変わらぬ思いは「生徒一人一人の心に灯をともすこと、熱く燃え上がらせること」この事こそ私の役割と考えます。
　過去の伸びる生徒で思い出されるのは、何と言っても努力に勝るものはないとの確信です。つくづく「努力こそ才能になる」と断言します。
　勉強もスポーツも同じです。イチローの練習量は他の選手と比較して格段に多かったことが知られています。ゴルフではマスターズ優勝の松山英樹は誰よりも遅くまで練習すると言われています。スポーツの練習量は勉強では学習量と同じです。難関大学合格の卒業生全員言えることは日々の学習量のすごさです。
　誰もが基本的には解らないことに対して、解ろうと努める潜在的な意識を持っています。その意識を掘り起こせば、自ずから勉強量が増え、継続することで習慣になると考えます。燃え上がった心は努力を努力と感じないのかもしれません。特に受験では勉強を通して努力することが人生の節となり、今後の人生の礎になると思います。今後もそんな思いで指導にあたっていきたいと思います。